私は入会初年度に募集されたGTクイズ馬スティングシチー以来、基本的にずっとGTクイズの権利付き募集馬を購入してきました。勝ち上がったのはディヴァインシチーの2勝のみでしたが、未勝利ながらもスティングシチーやレイアシチーは能力はそれなりで、昔は良い馬を充てていたと思っていました。
しかし、通常の募集馬の売れ行きの低迷から、確実に売れる通常年1頭のみ1000口のGTクイズ馬を2頭2000口にするなどクラブは少しでも売るための暴挙に出、年総額440万円のGTクイズは口数を増やしたことにより1口の当選配当金が低下。魅力の低いものとなってしまいました。
また、金融庁の指示で募集馬の口数は500口が限度となってからは、どう考えても割高で走りそうもないキョウトシチーの産駒やタップダンスシチーの産駒をクイズ馬に充てるなど、会員無視の利益ばかりを考える暴挙は止まらず、全く走らないGTクイズ馬が続出。あろうことかGTクイズ権利馬の売れ残りが続出しました。ただ、そのことにより、逆にGTクイズの賞金は全体の口数が減ったことで飛躍的に上昇。1度は買う気が失せていたGTクイズ馬を私がまた購入するきっかけとなりました。
そして、今年からGTクイズの方法が様変わりしました。従前は年間に行われるJRAのすべてのGTレースが対象で、毎回20万円の賞金を的中者で分配するものでした。おおよそ2年と半分程度のレースまで権利がありました。平均的に予想が的中すると3067円(エリーズシチー)程度の配当でした。
今回は対象レースは1年間のみ10レースですが、賞金が300万円です。これに対し500口ですから、平均的に予想が的中すると1口辺り6000円の配当ということになります。これは今までと比べると2倍程度の高配当となります。
ですから、馬代金が1口20000円ですが、実質1口14000円の支払いということになります。この金額でも1つ勝っても10000円も配当はないですから、どう考えても赤字になるでしょうが、今回は不規則なGTが対象で、GTクイズに投票をし忘れる方もいらっしゃるでしょうし、また最初から馬魅力でGTクイズなどどうでもいいという方もいらっしゃるでしょうから、普通に投票して平均的に的中できれば7000円〜8000円程度にはなると思っています。事実私はエリーズシチーの時でも平均配当は3067円でしたが、4868円稼いでいます。ディヴァインシチーの時などは9750円GTクイズで稼ぎました。
今回、ダービーは賞金50万円を分配ということで、単純に全員が圧倒的1番人気の馬に投票して的中したとしても1口1000円は貰える計算になります。これとて500口すべてが同じ馬に投票されることなどないでしょうから(穴狙いの方も当然いらっしゃいますし)、単勝1.1倍の馬が勝ったとしても1500円程度の配当はあるのではないでしょうか。
そんなこんなで、馬自体に魅力はないものの、一応関西所属ですし、日吉正和厩舎は初めてですから、その手腕に興味がありますし、何よりもGTクイズを楽しみたい、クイズで儲かりそうだということで購入いたしました。
そんなこんなでオフェーリアシチーを購入!!。ご一緒の保護者の皆様、よろしくお願いいたします。
では、オフェーリアシチーの詳しい分析です。
父 アドマイヤコジーン アーニングIDX 1.05 評価 B−
母 ツーソックス 地方3勝 評価 E
母父 ファルブラヴ 評価 E
兄弟 初仔 評価 B−
生産牧場 パカパカファーム 評価 A−
調教師 日吉正和 評価 E
馬体 評価 B−
GTクイズ権利馬
総合評価 1.33 評価 E
父アドマイヤコジーンは23戦6勝。1998年デビュー。デビュー2戦目を大差で勝ち上がり、東京スポーツ杯3歳S GV(1800m)、朝日杯3歳S GT(1600m)と3連勝。この年のJRA賞最優秀3歳牡馬に選出。
1999年の1月に右トモを骨折し(手術でボルトが埋め込まれる)、長期休養を余儀なくされると、復帰を前に今度は左トモを骨折、休養のため1年7ヵ月もの間レースから遠ざかることになった。
2000年、函館のUHB杯から始動するも4着に敗れ、それからも函館記念、札幌記念、富士ステークス、京阪杯、シリウスステークスと立て続けに重賞に出走するが、結局この年は1勝も挙げることができなかった。
2001年も阪急杯を皮切りに、短距離競走に出走し続けるが福島民報杯(オープン競走)の2着が最高で、この年も勝ち星は無かった。
2002年、主戦騎手が上村洋行から後藤浩輝に替わった。すると、この年の初戦となった東京新聞杯で10番人気ながら久々の勝利を挙げ、次走の阪急杯も勝利して重賞を連勝した。久々のGTレースとなった高松宮記念は2番人気に推されたが、ショウナンカンプから3馬身半差の2着、しかし続く安田記念では大外枠からのスタートながら直線は早めに抜け出し、追い込んできたダンツフレームを首差抑えて優勝、朝日杯3歳ステークス以来約3年半ぶりのGT勝利を挙げた。騎乗した後藤浩輝にとってはデビュー11年目にして初の中央GT勝利であり、レース後は人目も憚らず号泣した。
安田記念後の夏は全休し、秋はスプリンターズステークスにぶっつけで出走し勝ち馬ビリーヴから半馬身差の2着、この時点で2002年は1度も連対をはずしていなかった。しかし1番人気に推されたマイルチャンピオンシップではトウカイポイントの7着に敗れ、その後は初の海外挑戦となる香港マイルに出走、鞍上には武豊を迎えるが4着に敗退し、この競走を最後に引退した。この年のJRA賞最優秀短距離馬に選ばれた。
現役引退後は種牡馬となり、2003年から2010年まで北海道安平町の社台スタリオンステーションで繋養される。2010年の種付けシーズン終了後に新ひだか町のレックススタッドに移動し、2011年からこの地で供用される。2006年の新種牡馬サイアーランキング1位。2007年には初年度産駒のアストンマーチャンがスプリンターズステークスを制し、産駒のGT初勝利をあげた。
種牡馬としてアストンマーチャン(スプリンターズS、フィリーズレビュー、小倉2歳S、阪神JF2着)、メトロノース(北海道2歳優駿)。
基本は産駒実績は短距離に集中。パワーを要する芝に適性がある。ダートも不良馬場が得意。活躍は2歳3歳が主だが、古馬になって活躍する産駒は相当な能力がある。2011年の産駒数は僅かに26頭。年々産駒の数は減っている。2010年の種付料は50万円。
私の好きな安価な安価で成績の良い(アーニングIDX1.05)種牡馬。ただ、近年は牝馬のレベルが下降しており種牡馬成績は下がる一方。それでも2011年度もアーニングIDXは0.69と頑張っている。
以前は1度この産駒を欲しいと思っていたこともあり、今更という気もするが、嫌いな種牡馬ではないし頑張って欲しい。
母ツーソックスは地方(名古屋)で3勝。最後は1番人気10着で引退。故障と思われる。元々中央馬でななんと池江泰寿厩舎所属。馬主は大樹ファームで募集総額は1800万円。1口9万円。上のデイリー杯2歳S GU2着のダイヤモンドヘッド(新馬戦はあの重賞4勝馬アドマイヤキッスを完封、4着も重賞4勝のサクラメガワンダー)で同じ厩舎の池江泰寿厩舎に預託された。厩舎から言っても相当期待されていたと思われる。中央では3戦未勝利。1月27日と早生まれなのにデビューは3歳の7月。既走馬相手に1番人気。それは素晴らしいが着は全くついてこず14着。勝ち馬からは3.2秒も離されている。2戦目は11着(同2.5秒)、3戦目は7着(同2.3秒)でさっぱり勝ち負けには絡んでいない。
結局、競走馬としてはさっぱりだったと言える。その母の産駒なので血統は認めるものの期待は低い。
母父のファルブラヴ (Falbrav)は1998年アイルランド産、伊の競走馬。競走馬時代は伊仏日英愛米香で26戦13勝。最高レイティングは127 I(2003年)。2002年の共和国大統領賞、ミラノ大賞典、ジャパンカップ、2003年のイスパーン賞、エクリプスステークス、インターナショナルステークス、クイーンエリザベス2世ステークス、香港カップなどに優勝した。引退後は日本に輸出され、種牡馬となった。
2000年9月3日にサンシーロ競馬場にてミルコ・デムーロを背にデビューし、デビュー戦を白星で飾る。しかし、その後は2歳GUのグイード・ベラルデッリ賞まで3戦連続2着という成績で2歳を終える。年が明けて2001年、ダリオ・バルジュー騎手を背に3歳初戦で勝利するも準重賞ではまたしても2着。続く目標のデルビーイタリアーノ(伊ダービー)でもモルシュディの2着に敗れ、なかなかいいところで勝利することができなかった。だが、その後の一般レースで勝利すると、準重賞こそ3着と敗れるがその後の一般レースを3と1/2馬身差で勝利し3歳を終える。
2002年になると初戦の一般レースを6馬身と圧勝。続いて臨んだ共和国大統領賞ではレコードで初めてGTを勝利すると、返す刀でミラノ大賞典も3馬身差で制した。こうしてイタリア上半期の中長距離GTレースをすべて制したファルヴラヴは、次の目標を凱旋門賞と定め、プレップレースにフォワ賞を選んだ。しかし、フォア賞では牝馬のアクアレリストの3着と敗れ、オリビエ・ペリエを新たに鞍上に臨んだ凱旋門賞では、直線で全く伸びずにマリエンバードの9着と大敗してしまう。これはロンシャン競馬場の深い芝が共和国大統領賞をレコードで制したファルブラヴには向かなかったためとされている。そこで陣営は、速いタイムの出やすい「軽い馬場」と言われる日本のジャパンカップに矛先を向けた。
この年のジャパンカップは、東京競馬場が改修工事で使用できないため、代わりに中山競馬場の2200mで開催された。このレースの外国馬はファルブラヴ以外にも、フランスの牝馬限定GTオペラ賞勝ち馬のブライトスカイや、キングジョージの勝ち馬ゴーランも出走していたとあって、見劣りしたのか9番人気の低評価ではあった。しかし初めて同馬に騎乗したイタリア出身のランフランコ・デットーリの好騎乗もあり、サラファンとの激しい叩き合いを制し、シンボリクリスエスの猛追をも凌ぎ切って勝利する。このレースは、サラファンの陣営からファルブラヴに対しての抗議が出たため、改めて審議となった。なお、この勝利で社台グループはファルブラヴの約半分の権利を購入した。
2003年、ファルブラヴはイギリス・ニューマーケットのルカ・クマーニ厩舎へ移籍する。新たに鞍上にキーレン・ファロンを迎え、年明け初戦に選んだのは、フランスのGTレース、ガネー賞であったが、3着と敗れてしまう。しかし続くイスパーン賞では勝利し、フランスで初めてGTを勝利する。
続いて陣営が選んだのはプリンスオブウェールズステークスで、イギリス移籍後初めて地元でのレースとなる。鞍上に再びデムーロ騎手を迎えレースに挑むもネイエフの5着と惨敗。しかし次走のエクリプスステークスでは新たにホランド騎手を背にそのネイエフを抑え、イギリスで初GT制覇となった。GT連勝を狙って、次走をキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスと定めてレースに臨むが、アラムシャーの5着と惨敗。移籍後はなかなかGT連勝はならないが、次走のインターナショナルステークスを勝利する。
続いてアイリッシュチャンピオンステークスに出走するためアイルランドに遠征。ここでは前年に英愛ダービーを制したハイシャパラル、キングジョージで苦杯をなめたアラムシャー、ドバイワールドカップの勝ち馬ムーンバラッド、ヨークシャーオークスを連覇した名牝イズリントン、この年の愛オークス馬のヴィンテージティプルが名を連ねた。レースではハイシャパラルが抜けだし、それをファルブラヴが猛追するが、アタマ差とらえ切ることが出来ずに2着と惜敗。
再びイギリスに戻って、次に陣営が選んだレースはマイル戦のクイーンエリザベス2世ステークスであった。デビュー戦以来のマイル戦となったが、それを感じさせず2馬身差の勝利。続いてアメリカに遠征しBCターフへ出走するも、ゴール前でハイシャパラルとジョハーに交わされ、またしてもハイシャパラルに敗れた。
次走は香港カップで、このレースを持って引退し、日本で種牡馬入りすることが決まっていた。そのため、このレースでは吉田照哉の勝負服を使用した。再び鞍上にデットーリを迎え、レースではラクティ等を抑え、2馬身差の勝利。見事引退レースを飾った。この年GTを5勝したことが評価され、カルティエ賞最優秀古馬とBHB賞年度代表馬に選ばれた。
社台グループはジャパンカップ優勝後に約半分の権利を購入していたが、引退時に残りの権利も購入し日本で種牡馬入りした。
2004年シーズンより社台スタリオンステーションで種牡馬となり144頭に種付けを行った。秋にはシャトル種牡馬としてオーストラリアに渡り、2005年にファーストクロップとなる産駒が誕生し、93頭が血統登録された。この年はチェヴァリーパークスタッドで繋養されていた。2006年、再び社台スタリオンステーションで種牡馬入りした。2007年の種付け料は300万円に設定された。同年産駒がデビューし、6月21日に行われた旭川競馬場でのレースでモエレヒストリーが勝利し、地方、中央通じての産駒初勝利を挙げた。また、6月30日には、阪神競馬場でビーチアイドルが勝利し中央での産駒初勝利を挙げた。12月13日に2008年の種付け料が200万円アップの500万円に設定されたことが発表された。しかしその後は種付け料が下がり、2011年は50万円となっている。ちなみにオフェーリアシチーが種付けされた2010年度は100万円だった。
種牡馬としてはワンカラット(フィリーズレビュー、函館スプリントステークス、キーンランドカップ、オーシャンステークス)、アイムユアーズ(ファンタジーステークス、フィリーズレビュー、クイーンステークス)、トランスワープ(函館記念、新潟記念)など。GT勝ちの産駒はまだ出ていない。芝向きでダートは割引き。芝の重馬場で成績が良い。古馬になってから活躍する産駒が多い。距離はメインは短距離だが、中長距離も走れる。
BMSとしての実績はこれからで、今は評価することはできない。
本馬は初仔で兄姉はいない。母の6歳の時の産駒で、繁殖黄金期に当たる。とはいえ、母の能力や故障がちだったことを考えると不安の方が大きい。
生産牧場はパカパカファームで、2001年にアイルランド出身の獣医師であるハリー・スウィーニーが設立した日本の北海道新冠郡新冠町にある競走馬(サラブレッド)の生産牧場である。2008年に 日高町内に厚賀分場を開設。2012年ディープブリランテで東京優駿初制覇。
このユニークな牧場名は、場長のスウィーニー自身が付けた。スウィーニー曰く、日本人の知り合いなど60人に「パカパカという名前はどうか?」と聞いたところ誰もが最初は笑ったが、また誰もが素晴らしい名前だと言ってくれたのでこの名前にした。この名前を聞いた人々は決して忘れない。
主な生産馬はディープブリランテ(東京優駿 GT、東京スポーツ杯2歳ステークス GV)、ピンクカメオ(NHKマイルカップ JpnT)。
まだ歴史は浅いが2012年11月27日現在で通算85勝。勝率8.6パーセント、連対率14.9パーセントと高い数字を誇る。故に私ほっさん評価も「A−」と非常に高い。また、本年度はダービー馬・ディープブリランテを輩出。超大物を出現させたことで今後の更なる期待が高まる。生産牧場がここだからこの馬を購入したという方も少なくないはず。
預託厩舎の日吉正和調教師(ひよし まさかず)は1972年1月1日生まれの40歳。日本中央競馬会 (JRA) ・栗東トレーニングセンターに所属する3年目の調教師で、元騎手である。
1991年、JRA競馬学校を第7期生として卒業して騎手免許を取得し、栗東の湯浅三郎厩舎所属でデビュー。同期には四位洋文、藤田伸二らがいる。
初騎乗は1991年3月2日、中京競馬第1競走のキョウワカガヤキで、13頭立ての10着。初勝利は1991年3月23日の京都競馬第12競走のエイシンテイオーで挙げた。デビュー15戦目だった。
2002年6月9日、中京競馬第5競走のタケカソウルネバーで障害初騎乗初勝利を挙げた。
1992年9月6日、小倉3歳ステークスでデイリープラネットに騎乗し重賞初騎乗(10着)。
2003年7月20日付で騎手を引退し、岡田稲男厩舎の調教助手に転身した。騎手成績は2118戦93勝(うち障害戦7戦1勝)であった。
2010年2月に調教師免許試験に合格。3月1日より技術調教師として活動する。
2011年3月1日付けにて調教師として新規開業(栗東:馬房数14)。
2012年11月27日現在、調教師としての成績はJRA通算7勝。平地では269戦6勝で勝率2.2パーセント、連対率5.6パーセントと非常に低く苦しいスタートとなっている。もちろん馬の質の問題は大きいが、それにしても数字は低い。
これからの飛躍に期待したいが、現状期待は薄い。
馬体は脚元は丈夫そうな感じで飛節も大きく、管の枯れ具合も良好、繋ぎもある程度寝ており、芝向きの気がします。ただ、芝はそれなりに強い馬が集まるので、弱面を求めてダートということになるとさっぱりになるような気がします。キ甲が抜けており、2歳3歳はじめくらいが活躍の時期だと思います。クビは細く筋量は少なく非力に映ります。総じて平凡です。
総合評価1.33で、友駿ホースクラブにありがちな低評価の馬ということになります。これは預託厩舎の日吉正和厩舎が低迷していることと、母の競走成績がさっぱりだったこと、そして母父のファルブラヴがまだサンプルが少なすぎて実績を出せないというところにあります。父や生産牧場は水準以上ですが、やはり大事な要素が寂しい内容となっており、私としても馬自体には期待ができません。ただ、あくまでもGTクイズ狙いの馬ですから、ここをとやかく言うつもりはありません。
ということで、厳しいようですが、私は血統や厩舎の成績から未勝利でいいところなく引退すると思っていますが、こういう馬が走ってくれれば超ラッキーですし、期待せずに見守りたいと思います。
頑張れオフェーリアシチー!!
オフェーリアシチーは2012年11月27日現在愛知ステーブルからBTCに移動してトレーニング中です。11月21日に更新されましたクラブ公式HPオフェーリアシチーの近況報告は次の通りです。
BTCのダートコースで順調にキャンターを乗り込まれています。場長は「距離を2000mまで延ばして調教を進めています。ペースはハロン24〜25秒程度の軽めですがまだ乗り始めてから間もないので速いほうかと思います。コースもウッドからダートに移り、負荷がかかっているので体力面での成長が見込まれます。先週、日吉調教師が動きなどを確認されていきましたが納得されているようでした。体のほうも体重が順調に増えているのはなによりです」と話しています。馬体重は438キロです。
ということで、馬体重が438キロとやはり小さいですね。あと20キロは増えて欲しいところですが、キ甲も抜けており厳しいんでしょうね。この手の馬は2歳戦で頑張らないと、他馬に成長されたら歯が立たないことが多いですから、なんとしても早期デビューをして欲しいですね。
今年に入り北海道から本州の小松温泉牧場内の愛知ステーブル分場で調教されていた我らが愛馬オフェーリアシチーですが、7月10日に栗東トレセンに入厩することが発表になりました。
以下は7月10日に更新されましたクラブ公式HPオフェーリアシチーの近況報告です。
本日、栗東の日吉厩舎に入厩する予定です。日吉師は「先週末のレントゲン検査は異常ありませんでした。入厩が予定より遅れてしまいましたが本日トレセンに入れたいと思います。牧場では15-15を行い、ゲート練習も問題なくこなしていたようなので出来ればこのまま出走に向けて調教を進めていきたいと考えています。体はわりとコンパクトですが、スピードがありそうなのでしっかりとトレセンで追い切りを消化していい結果を出せるように努めたいと思います」とコメントしています。馬体重は450キロです。
ということで、まずはゲート試験に合格して、そのままデビューまで進めて行くようです。馬格のない牝馬ですし、2歳が勝負でしょうから、頭数の揃わない時期にデビューしてコツコツと稼いで欲しいですね。
それにしても期待のGTクイズはここまで半分終わって全敗(T_T)。馬には全く期待していませんでしたが、少しは稼いで貰わないと大赤字です(笑)。
7月18日に珍しく臨時更新されましたクラブ公式HPオフェーリアシチーの近況報告は次の通りです。
本日、ゲート試験に合格しました。日吉師は「ゲートの寄り付きは一息でしたが何とか無事に試験をクリアしてくれました。今回は駐立時に中で大人しくしていましたが、先週あたりは中でチャカチャカしていたので少し楽をさせたいと考えています。来週からペースを上げていきたいと思いますがテンションが高くなりそうなので早めに出走させたほうが良いかもしれません。いずれにしても小柄な馬なのですぐに仕上がると思います」と伝えてきました。
ということで、7月18日に無事ゲート試験を1発で合格したようです。このままデビューするようで、芝1200mかダート1000mなんでしょうね。どの程度走りますかねぇ。まずはこれからの追い切りの動きに注目です。
7月22日にJRA−HPで発表された2013年7月18日競走馬登録分95頭の中にオフェーリアシチーの名前があり、JRA競走馬登録が完了しました。
これで無事競走馬登録されましたから、詳細な追い切り情報や入厩放牧情報を知ることが出来ますし楽しみですね。ゲート試験の時の動きはなかなかのものでしたが、これからどんな動きを見せてくれるのでしょうね。このまま小倉でデビューとなるようですが、小柄な牝馬で2歳戦が勝負と思っていますから、2歳の間に少しでも稼いで欲しいですね。まだ新馬戦も未勝利戦も頭数が少ないことが多く美味しいレースがあります。そういったところで小銭を稼いでくれれば十分ですね。
7月24日に更新されましたクラブ公式HPオフェーリアシチーの近況報告は次の通りです。
出走に向けて調教を進めています。日吉師は「本日、チップコースで追い切りを行いました。時計は6F84.2-69.7-56.6-43.1-14.7を一杯に計時しています。併せ馬の形となりましたが、前半掛ってしまい終いの時計が要してしまいました。あいにく馬場が悪く、併せた馬も動きが一息だったので、まだ時計は詰まると思います。始めての追い切りとなり、本来ならもう少し追いたいところですが気性面などのこともあるので問題がなければ、来週の牝馬限定戦から登録を検討したいと思います。なお、直前輸送を避けるため今週末に小倉へ移動させるかもしれません」と話しています。馬体重は432キロです。
ということでデビューは私が2、3日前から予想していたとおり8月3日 小倉5R 2歳新馬 芝1200m 牝馬限定戦のようです。それにしてもデビュー直前になってマイナス情報が結構出てきましたね。気性が悪いとか、掛かってしまう馬であるとか、馬体重も輸送前の時点で432キロと、やはりかなり小柄な馬であることとかです。
これだけの負の要素に本日の追い切りの動き見ていますと期待ができるはずがありません(笑)。
7月31日に更新されましたクラブ公式HPオフェーリアシチーの近況報告は次の通りです。
出走に向けて順調に調教を進めています。日吉師は「今週の牝馬限定戦を予定していましたが、やはりダートのほうが合いそうなので来週のダート1000m戦に池添騎手で登録したいと思います。先週の稽古は一息でしたが、週末に池添騎手に感触を見てもらいました。ハロン20秒程度の普通のところだったので乗った感じは問題ありませんでしたが、入れ込むところが見られるとのことでレースでは落ち着いてくれるといいかなと話していました。また、左前にソエの兆候が見られますが、今のところ問題なさそうです。今週小倉に移動して出走に備えたいと思います」と話しています。馬体重は436キロです。
ということで、出走予定だった今週は回避。出馬想定表にもオフェーリアシチーの名はありません。来週のダート戦、8月11日 小倉5R 2歳新馬 ダート1000m 混合に池添謙一騎手で出走予定です。来週のダートは牡馬との一般戦ですが、先週の追い切りでの脚の上がり方を見ると今週では早いですし、今週中に小倉に移動してというのも大いに頷けます。そして何よりも池添謙一騎手という良い騎手を確保できたことも有り難いですね。
馬自体には私は全く期待をしていませんでしたが、良い方向に流れていますね。これで掲示板など、ある程度の結果を残してくれれば最高なのですが。
8月7日に更新されましたクラブ公式HPオフェーリアシチーの近況報告は次の通りです。
先週、小倉競馬場へ移動して調整しています。日吉師は「先週の金曜日に競馬場へ入りましたが輸送熱はありませんでした。馬体のほうも差ほど細くならず、昨日時点の体重は436キロでした。調教は、本日ダートコースで3頭併せの追い切りを行いました。後から追走する形となりましたが、タイムは5F72.6-57.0-41.7-13.2を馬なりに計時しています。軽い稽古となりましたが、なかなかいい動きをして乗り役の感触も良かったようです。ゲートも速く今回は新馬戦となりますが楽しみな一戦となりそうです」と話しています。
ということで、8月2日に小倉競馬場に移動したということです。馬格のない馬ですから、早めの移動は大正解ですよね。
それにしても、クイズ馬ということでのオフェーリアシチー購入で、私は馬自身には全く期待をしていなかったわけですが、なんだか上記赤字のところを見ていると思ったよりも走りそうな気がしてきますね。相当量のリップサービスもあるかと思いますが、我が軍団も出走機会連勝中ですし(控えめに控えめに)、案外掲示板くらいには載っちゃうんじゃないですか?いや、まさか馬券圏内??(汗)
確かに、ゲートも水準以上に速いですし上手く前が取れてバテなければ・・・。
いや、こういう時こそ兜の緒を締めなければ。
それと友駿ホースクラブが当日の追い切りを加味したコメントをしてくれているのも嬉しいですね。いつもは先週の追い切り情報だけですからね。
そんなこんなで少しでもいい結果を期待しています。からっきしではなさそうで楽しみです。
7月12日 栗東プール
7月12日 栗東E 良馬場 ゲートなり
ゲート
助手
15.0
7月17日 栗東E 良馬場 ゲートなり
ゲート
助手
14.6
7月18日 栗東E 良馬場 ゲートなり
ゲート
助手
12.6
11.7
11.6
14.4
7月24日 栗東CW 重馬場 一杯に追いバテ
助手
6F 85.1
5F 70.0
4F 56.2
3F 42.9
1F 14.3
ピッカピカヒメ(2歳新馬)バテるの外を0.3秒先行5F付0.7秒先着
7月31日 栗東坂路 稍重馬場 一杯に追う
1回
助手
4F 56.7
3F 41.5
2F 26.5
1F 13.3
8月7日 小倉ダート 良馬場 強め余力
助手
5F 72.6
4F 57.0
3F 41.7
1F 13.2[4]
カシノピカロ(2歳未勝利)一杯の内を1.4秒追走0.4秒先着
7月12日、ゲート練習がオフェーリアシチーの初めての時計となりました。以下17日にもゲート練習をしています。
7月18日、ゲート試験に合格したときのものですね。案外速い方ですね。これなら先行力はあると思います。まずはいいポジションを取ることが大切ですからね。
7月24日、テンから飛ばして掛かってしまい終いに脚が上がるというパターンでいいとは言えませんねぇ。まだまだ息が持たない気がしますし、レースでは先行するも早々に手応えが悪くなって早い段階で鞍上の手が動きそうな気がします。
7月31日、坂路で一杯に追い切られました。全体の時計は遅いですが、今回は最後までしっかりと走れており、先週よりは評価できますね。出走予定を1週延ばしましたが、これは正解でしょう。また早めに小倉に移動すると言うのも馬格のない馬ですし有り難いですね。
8月7日、既走馬相手に1.4秒も後ろから追走して0.4秒先着というとなんだか凄く良さそうですが、これは相手が軽すぎるだけで、オフェーリアシチーの全体的な動きとしては水準以下です。
ただ、本数は乗られていますし、馬格がないながらも強めに何度か追い切られていますから、私ほっさんの追い切り評価としては「B−」です。そんなに悲観するほど悪い動きではないと思います。力は出せる状態だと思いますので、これで大敗ならやはり力がないのでしょう。
馬名 | 予定騎手 | 前走 | 着 | 人 | 過去着順 | 追い切り | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
イロリ | 浜中俊 | ||||||||||
オフェーリアシチー | 池添謙一 | B− | |||||||||
カシノボルト | |||||||||||
サカジロジャパン | 武豊 | ||||||||||
シゲルヒタチ | 中井裕二 | ||||||||||
タマモリド | 幸英明 | ||||||||||
テイケイマテリアル | 藤懸貴志 | ||||||||||
ティーエスキセキ | 川田将雅 | ||||||||||
ヒロノスイート | 国分優作 | ||||||||||
ミラノモーダ | 国分恭介 | ||||||||||
ラシェネガ |
フルゲート14頭のところに現在11頭出馬想定されています。
この時期ダート戦はあまりないので頭数が揃うのかと思いましたが、想定段階では11頭と手頃です。しかも相手もそんなに強そうな馬はおらず、このメンバーならオフェーリアシチーは案外いいところまでいけるかも知れません。
馬名 | 騎手 | 前走 | 着 | 人 | 過去着順 | 追い切り | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
イロリ | 浜中俊 | ||||||||||
オフェーリアシチー | 池添謙一 | B− | |||||||||
カシノボルト | 北村友一 | ||||||||||
サカジロジャパン | 武豊 | ||||||||||
シゲルヒタチ | 中井裕二 | ||||||||||
タマモリド | 幸英明 | ||||||||||
テイケイマテリアル | 藤懸貴志 | ||||||||||
ティーエスキセキ | 川田将雅 | ||||||||||
ヒロノスイート | 国分優作 | ||||||||||
ミラノモーダ | 国分恭介 | ||||||||||
増 | メイショウカフウ | 武幸四郎 |
表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬
想定からラシェネガが消えメイショウカフウが入って来て結局11頭で確定しました。
小倉のダートの砂厚は8.5cm。滞在馬が調教で使用するため、札幌や函館と同じように他の競馬場より砂が深くなっている。 レース時の時計はそれほど極端にかからないものの、全般的には力のいるコースと言っていい。
1000mのスタート地点は向正面直線の左端。2コーナーの出口からで、コースの最高部から発走する。3コーナーまでの距離は366m。スタート直後の下り坂を利して、テンからかなり速いスピードが出る。コーナー、最後の直線でもそのスピードは緩まず、行ったもの勝ち。500万クラス以下の下級条件が中心の番組ということもあり、人気の逃げ、先行馬がそのまま雪崩れ込む展開が多い。
フルゲートは14頭。仮に大外枠を引いても問題はなく、むしろ内枠で先行できずにへこまされる方が怖い。1枠の成績が少し悪くなっている。
アフリート、フォーティナイナー、ウォーニング、フレンチデピュティ産駒が強い。
有利な枠順 1枠以外 有利な脚質 逃げ、先行 ポイント スタート、スピード能力 種牡馬ベスト アフリート、サクラバクシンオー、フォーティーナイナー 連対騎手ベスト 中舘英二、小牧太、福永祐一、池添謙一 推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場 2歳新馬 1分00秒8 1分00秒7 1分01秒0 1分00秒2 2歳未勝利 1分00秒5 1分00秒0 1分00秒7 1分00秒1 3歳未勝利 1分00秒4 1分00秒6 1分00秒2 1分00秒4 古馬500万 59秒8 59秒4 59秒9 1分00秒0 古馬1000万 57秒5
今回のオフェーリアシチーの鞍上は池添謙一騎手です。正直、オフェーリアシチーは購入時に馬としては全く魅力を感じませんでしたし、馬格がないので3キロ減の減量騎手でも乗せて大敗するのかな?とくらいしか思っていませんでしたが、私ほっさん評価でも最高ランクの乗れる騎手・池添謙一騎手を早々に確保ということで実に楽しみです。
池添謙一騎手はズブい馬を動かすのはそんなに得意とは思えませんが、騎乗センスは抜群でミスの少ない騎手というイメージです。また大舞台では滅法強い印象があります。2011年はオルフェーヴルで牡馬3冠プラス有馬記念を制覇。それだけにとどまらず、カレンチャンでスプリンターズS、エイシンアポロンでマイルチャンピオンシップを優勝と年間GT6勝。素晴らしい成績です。しかし、これでいて年間の勝ち星は60勝そこそこの騎手です。平地ではパッとしない印象ですが、重賞やGTなら多少の人気薄でも持って来ます。今回は平地なのでパッとしないかも知れませんが、技術は間違いない騎手ですし、いい騎手を選んでくださったと思います。大いに期待しております。
私ほっさん愛馬への騎乗は7度目ですが最高が7着と掲示板にすら載せていただいたことはありません。しかし馬の能力によるところが大きく、騎乗を不満に思ったことはほとんどありません。今回こそ掲示板は確保して欲しいですね。
2013年8月9日現在、中央通算838勝、勝率9.1パーセント、連対率18.2パーセント、GTはオルフェーヴルの牡馬3冠など19勝、重賞60勝されています。大舞台での強さが光ります。
昨年(2012年)は中央59勝、勝率10.1パーセント、連対率19.6パーセントと生涯成績を上回り好調。GTも2勝を挙げている。今年(2013)はここまで23勝、勝率7.6パーセント、連対率19.5パーセントと連対率は例年並だが勝率を大きく落としている。全国騎手ランキングでは37位と寂しい。
池添 謙一(いけぞえ けんいち)は1979年7月23日生まれの34歳。日本中央競馬会(JRA)栗東トレーニングセンター所属する16年目の騎手である。騎手免許は平地のみ。父はJRAの元騎手で現調教師の池添兼雄。父の厩舎の主戦騎手としての騎乗も多い。父は騎手時代には障害競走を中心に騎乗し、重賞も制するなど障害の名手の一人であったが、子の謙一はデビュー以来一度も障害戦への騎乗がないまま、障害免許を返上している。
弟は父の厩舎に所属する調教助手の池添学。妹はバレット (=騎手の助手に相当するもの) を務めている。
妻はタレントの堀あかり。2008年11月に結婚した。
武豊に憧れて競馬学校に入り、14期生として1998年にデビュー。所属は鶴留明雄厩舎だった。初騎乗は同年3月1日、阪神競馬第2競走のナチュラルカラーで12頭立ての6着だった。初勝利は同年3月14日の中京競馬第1競走でタヤスソシアルに騎乗してのものであった。この年にトウショウオリオンで早くも重賞(北九州記念)を制するなど38勝を挙げ、JRA賞最多勝利新人騎手を受賞した。
以前は海外遠征も積極的に行う騎手で2001年7月13日、ドーヴィル競馬場第4レースのHATHAARIでフランス初騎乗を果たした (18頭立ての着外) 。このレースは武豊が騎乗予定であったが、前のレースで落馬負傷したため、翌日にデビュー予定であった池添に騎乗依頼があったもので、池添は見学に来ているため馬具を持ってきておらず、武やオリビエ・ペリエから馬具を借りてレースに臨んだ。この年フリーに転身している。
2002年4月7日、桜花賞でアローキャリーに騎乗、単勝13番人気の低評価を覆し初のGT勝利を挙げる。この年にキャリア最多となる79勝を挙げた。
デュランダルとのコンビでスプリンターズステークス (2003年) やマイルチャンピオンシップ (2003年、2004年) を制覇。またスイープトウショウとのコンビで秋華賞(2004年)と宝塚記念 (2005年) 、エリザベス女王杯 (2005年) を制した。
2007年9月9日に史上73人目となるJRA通算500勝を達成した。また、同年12月2日の第59回阪神ジュベナイルフィリーズをトールポピーで制覇しJpnT勝利を収めた。
2008年5月25日、優駿牝馬 (オークス) をトールポピーで制覇し、自身9度目のGT (JpnT) 勝利を収めた。しかしこのレースでは、最後の直線走路で急に内側に斜行し、走行妨害に至らない危険騎乗をしたものとして開催2日間の騎乗停止処分をJRA裁定委員会より受けた (トールポピーに降着処分は科されてはいない) 。この降着無しで騎乗停止という裁定に対しては、多くの競馬ファンや評論家から疑問の声があがった。このような騎乗停止処分を受けるほどの斜行をしたにも関わらず、審議中にウィニングランを行ったほか、ガッツポーズや投げキッスなどの派手なパフォーマンスを行った。もっとも、当人は他馬に影響を与えたことに気づいていなかったようで、勝利騎手インタビューでは「他の馬に迷惑をかけてしまって」と青ざめた表情で話していた。
2009年12月27日、第54回有馬記念をドリームジャーニーで制覇。同年の6月28日に開催された宝塚記念も同馬で制覇しているため、自身初となる春秋グランプリ制覇も成し遂げる。
2011年1月に通算700勝を達成。4月24日、オルフェーヴルに騎乗し皐月賞で優勝。初の牡馬クラシック競走制覇となった。5月29日には、オルフェーヴルで日本ダービー優勝、牡馬クラシック二冠を達成した。デビュー14年目、7度目の挑戦でダービージョッキーの座についた。同年10月2日、カレンチャンでスプリンターズステークス優勝。同馬を重賞4連勝でGT制覇に導くとともに、自身初となる3週連続重賞制覇を達成した。また同日、同年の札幌開催全日程が終了し、初の札幌リーディングを獲得した (18勝) 。10月23日、単勝オッズ1.4倍の圧倒的人気を背負ったオルフェーヴルで菊花賞も制し牡馬クラシック三冠を達成。オルフェーヴルを史上7頭目の三冠馬へと導いた。これにより史上最年少三冠ジョッキー (32歳3カ月1日) となったが、ゴール後、同馬が外ラチに向かって逸走し振り落とされるという珍事もあった。この菊花賞制覇をもって史上6人目となる5大クラシック競走完全制覇の偉業達成となった。11月20日、エイシンアポロンでマイルチャンピオンシップに出走。同馬に騎乗予定だった田辺騎手の騎乗停止に伴い、前年の皐月賞以来のコンビ結成となったが、内枠を利して流れに乗ると見事先頭で駆け抜けた。12月25日、6年ぶりのクリスマスグランプリとなった有馬記念をファン投票2位、単勝1番人気のオルフェーヴルで制覇。ナリタブライアン以来17年ぶりとなる3歳4冠を達成した。この勝利により年間GT6勝目 (タイ記録) 、重賞14勝目を飾り、最高の形で飛躍の年を締めくくった。
2012年1月5日から6日にかけて、ドバイのメイダン競馬場で行われたメイダンマスターズ国際騎手チャンピオンシップに参戦。第2戦である6日の第3レースではストリートアクトに騎乗し、中団やや後方の追走から向正面で一気に位置取りを上げ第3コーナーで先頭に立つとそのまま押し切り、海外初勝利および当年の初勝利を挙げた。ちなみにこの勝利はメイダン競馬場での日本人騎手初勝利でもある。同年3月25日、カレンチャンで高松宮記念に出走。直線で早々と抜け出して押し切る快勝で、史上2頭目の秋春スプリントGT連覇を達成するとともに、本年度の重賞初勝利で自身のGT勝利数を18に伸ばした。6月24日、宝塚記念をオルフェーヴルで優勝し同馬での5冠制覇となった。12月8日、京都11Rをメイショウカンパクで勝ち、JRA通算800勝を達成した。
2013年4月7日から6月10日の2か月間、フランスへ遠征。凱旋門賞でオルフェーヴルの騎乗依頼をもらうため、10月に当レースが行われるロンシャン競馬場を中心に騎乗する。 しかし、2013年の凱旋門賞にも前年に引き続きクリストフ・スミヨンがオルフェーヴルに騎乗することが決定し帰国した。
勝利するとよくガッツポーズをする騎手である。
初のGT勝利となった2002年の桜花賞では、テレビ中継の勝利騎手インタビューや表彰式の馬上で号泣した。スイープトウショウで秋華賞を勝利したときにはデビュー時の所属厩舎である鶴留明雄の管理する馬での初GT勝利ということもあってかまた涙を流した。2009年の有馬記念優勝のときには中山競馬場内に池添コールが沸き起こり、念願のグランプリ制覇に感極まって、ここでも号泣した。さらに、2011年の日本ダービー優勝の際にも、ウイニングランやテレビ中継のインタビュー中に涙を見せた。
「四位洋文と同様に騎乗数は多くなく、やはり大レースで強い。性格は違うが、ジョッキーとしてのタイプは似ている。3年目に初めてGTを獲り、それからの10年でGTを勝ったのが8年(計13勝)。ドリームジャーニーは2011年に引退したが、代わってジャーニーの全弟オルフェーヴルが現れて皐月賞と日本ダービーを勝った。騎乗馬を抑え込んで操る腕があり、ただ、道中で少し気分良く行かせすぎたり、強引なコース取りをするシーンが見られる。2011年は1番人気馬で[15・8・4・12]の勝率.385、連対率.590、2・3番人気馬で[14・14・12・33]の連対率.384と、共に優秀な成績。2009年と2010年に単勝5100円、20230円、7310円、5300円、25260円と高配当を連発している。感情の起伏が激しく、GTを勝ったあとのインタビューで号泣するのはお約束。騎乗馬の仕上げに関して厩務員などと衝突することがあり、厩舎受けが良いとは言えない。父である池添兼雄厩舎は、息子と松山弘平の2人に多く乗せている。鶴留明雄厩舎で主戦の立場にいて、他では浅見秀一、清水出美、笹田和秀、安田隆行とつながりが深い。2011年の前半は38勝ながら重賞を8勝しており、今後も格のあるレースで注目すべきだ。」(佐藤祐樹元地方競馬騎手・2011年上半期)
ほっさん愛馬での成績(7戦0勝)
2005年 4月30日 エドワーズシチー 500万下 京都ダ1400m 11着/7番人気
2007年10月28日 チャーミングシチー 2歳未勝利 京都芝1600m 14着/6番人気
2008年 5月11日 ギムレットシチー 3歳未勝利 東京芝1400m 12着/11番人気
2008年10月25日 チャーミングシチー 500万下 京都ダ1800m 7着/9番人気
2009年 4月 5日 チャーミングシチー 500万下 阪神ダ1800m 13着/13番人気
2012年 9月15日 フランベルジェ 500万下 阪神ダ1200m 7着/13番人気
2012年10月 6日 ハルシュタット 500万下 京都ダ1200m 16着/7番人気
2012年10月6日 ハルシュタットに騎乗する池添謙一騎手。7番人気16着。
競馬ブック
見解
「カシノボルトはしっかりした造りで、軸がブレずに動きも力強い。時計を詰めて今週の坂路では51秒8。いきなり走れる仕上がり。ヒロノスイートは脚の運びが軽く、コースでも坂路でもいい動き。イロリはスピードあり。」
短評は「主力対等」
予想家の印
二重△は△△で処理
馬名 長岡利 山田理 西村敬 CPU カシノボルト ○ ◎ ◎ メイショウカフウ △ △ △△ ティーエスキセキ △ ヒロノスイート △ ○ ○ イロリ △△ △ ▲ ママモリド ◎ ▲ オフェーリアシチー △ ミラノモーダ △ △ サカジロジャパン △△ △
あとは無印
予想オッズ
以下30倍以上省略
馬名 予想オッズ カシノボルト 3.1 イロリ 3.4 サカジロジャパン 7.2 ヒロノスイート 7.3 タマモリド 7.5 メイショウカフウ 8.9 ティーエスキセキ 14.1 オフェーリアシチー 16.5 ミラノモーダ 18.1
デイリー馬三郎
本紙の見解
「先行力が最大限に生きるダートの千。ましてや2歳戦なら先手必勝が必須。坂路では伸びが物足りない◎イロリだが、今週のゲート追いが11秒台のラップを3F刻む抜群の内容。前々からの押し切りが濃厚。相手もゲートが上々の○サカジロジャパン。〈吉田〉」
◎ イロリ
○ サカジロジャパン
▲ カシノボルト
× メイショウカフウ
☆ ティーエスキセキ
以下省略
オフェーリアシチーは本紙無印(怒)
オフェーリアシチーは全13記者中 ▲(3番手)1記者、×(4番手評価) 1記者、無印 11記者と寂しい状況です。
オフェーリアシチー
「スタートや二の脚が速くて、スピードタイプ。気で走る方なので初戦向きでは。」(山本助手・デイリー馬三郎)
「ゲートがいいし、二の脚も速い。気で走るタイプだから、初戦向きだと思う。スピードを生かせる形になけば。」(山本助手・競馬ブック)
「今週は3頭併せの稽古となりましたがしっかりとした動きをしていました。心配されたソエのほうも今のところ落ち着いています。稽古ではゲートが速くスピードもありそうなのでスタートを上手く切って上位を目指したいと思います。」(日吉正和調教師・友駿ホースクラブ公式HP)
ダート戦はこの時期、数が少ないのでもっと頭数が多いのかと思っていましたが、想定と同じ11頭で確定しました。案外手頃ですね。そしてメンバーも浜中俊&佐々木晶三コンビのイロリが強そうですが、それ以外は意外とたいしたことがないですね。
馬格のない馬なので早めに小倉に滞在してますし、ダービージョッキーの乗れる池添謙一騎手騎乗ですし、追い切りも相手は平凡以下とはいえ先着していますし、日吉正和先生も「なかなかいい動きをして乗り役の感触も良かったようです。ゲートも速く今回は新馬戦となりますが楽しみな一戦となりそうです」となんだか強気ですし(笑)、我がほっさん軍団も連勝中と絶好調ですし、案外掲示板くらいには載っちゃうんじゃないですか?いや、まさか馬券圏内??(汗)
確かに、ゲートも水準以上に速いですし上手く前が取れてバテなければ・・・。GTクイズの権利馬ということでの購入で、購入当初は全く期待のなかった馬ですが、少しでも楽しめそうなので嬉しいですね。なんだか、パッと見では3、4番人気になってしまいそうな感じです。
新馬戦ですし、走って見ないとさっぱりわからないのですが、1つでも上の着を期待します。
馬体重は432キロ。映像ではかなり白く見えました。全体的に頭が高く勝負気配ではなかったですね。ただ、私は映像で見えるのはほんの一瞬ですから、現地に応援に行っていただいたぺっぴん様に書き込んでいただいた内容を紹介いたします。
パドックでは、落ち着いてました。2着にきた9番の馬が暴れまくってましたが、オフェーリアは悠然とあるいてました。でも最初から2人引き。パドックにくるまでに暴れ疲れたのでは?そんなに太い感じはしなかったのですが緩い感じはしました。(1頭だけ白いので、そう感じたのかも?) べっぴん様 当サイト意見交換コーナーより
という感じだったようです。確かに9番の馬は暴れまくっていましたね。これは映像でも確認できました(笑)。
オフェーリアシチーのスタートは調教の動きや陣営のコメント通り良く、二の脚も速く絶好位の2番手につけます。新馬戦のダートですから、通常この位置ならそのまま2着で入線しそうなものですが、直線を待たずして早々に失速。最後も5着はあるかと思われましたが、最後の最後でドドッと交わされて8着。かろうじて出走奨励金は確保してくれました。ただ11頭立てのレースで1頭は向正面で競走中止ですからねぇ。スピード能力はそこそこあるもののスタミナは全くない感じです。
今回のオフェーリアシチーの走破時計1分02秒1良馬場でした。
競馬ブックの推定勝ちタイムが1分00秒2良馬場で実際に勝ち馬の時計が1分00秒5でしたから、やはり小粒なメンバーの水準よりも落ちるレースだったと言えます。オフェーリアシチーはそこから1秒6も離されているわけで、勝負になりません。決して他が強くて8着だったわけではなく、弱いメンバーの中で、しかも1頭競走中止の10頭入線の中で8着だったということです。頭数の増える次走は小柄で上積みも期待できず、出走奨励金の確保は厳しいと思います。
オフェーリアシチー(8着)
「スタートも良く、スピードがありましたが直線は粘れませんでした。しかし、ダートは問題ないようです」(池添謙一騎手・友駿ホースクラブ公式HP)
オフェーリアシチー(8着)
「仕上がる。リングハミ。仕掛けて2番手。道中も流れに乗って追走できたが、直線はサッパリ伸びず。」(競馬ブック)
出走奨励金が1着賞金700万円の4パーセントで28万円。特別出走手当が372000円ですから、計652000円。1口で割りますと1050円程度になると思われます。取りあえず賞金の高い新馬戦で出走奨励金を確保できたという事実を喜ぶことにしましょう。
やはり懸念していた通りスピードはあるものの”それだけ”でした。このメンバーでこの展開でこれだけ負けてしまえば力不足は否めません。馬格がなく強い追い切りもかけられませんし厳しいですね。
購入当初はGTクイズ権利馬というだけの購入で、馬自体は全く期待していませんでしたが、レース前の陣営の強気な自信ありの発言や1頭を除いて随分と軽そうに見える相手関係を見ていると、”もしかして!!”なんて淡い期待を抱いてしまいましたが、レース後、購入時の状態に戻りました(夢から覚めました。笑)。
スピードがあって、二の脚が速いというのは大きな武器ですが、この手の馬は友駿愛馬で何頭もいました(ガウディシチー、グレイスシチー、ディゾンシチーなど)。結局、毎度毎度直線で失速で踏ん張り切れません。スピードだけではあまり意味がないんですよね。
・・・ということで、おそらく私のオフェーリアシチーの扱いは軽くなるでしょう。今まで何頭もの馬を見てきた私ですから、この一戦で十分にわかります。期待された母も似たような成績でした。このオフェーリアシチーは母ほど最初から皆に期待されておらず、そういう意味では気が楽でしょうね。
しかし、クイズの権利が欲しくて購入しただけの馬だとしても、我がほっさん軍団の愛馬の1頭であることに変わりありません。最後の最後、引退まではもちろん軽くてもしっかりと追いかけますし、その動向を常にご報告していきたいと思っております。一度はこの馬の白さを競馬場でも見たいですし(さすがにこの馬のためだけに競馬場に行くというのはなかなか難しそうですが・・・汗)、会える日を楽しみにしています。
期待はしていないが、頑張れ、オフェーリアシチー!!